TOP

Laiškas iš Lithuania #24-09

2015.11.13|

frag_151027_1

もう日本に帰ってきてしまいましたが……リトアニアからの手紙の続き、滞在最後の日のお話です。

今回、リトアニアに着いてすぐに会いに行ったベアトリーチェさんのところに、最終日のこの日、もう一度会いに行ってきました。目的は「もう少しで出来上がりそうな作品」を受け取りにいくこと。数日前にお会いして、仕入れの際に追加でお願いしていた小鳥や幾何学模様、植物の図案の作品たち、たっぷりと用意して待っていてくれました。

 

frag151113_2 frag_151113_3

藍色にも似たコバルト青で描かれた古いリトアニア陶器の図案。砂灰色の地に美しく目に映り、出会ってからずっと好きなシリーズです。
ベアトリーチェさんは、昔のリトアニア陶器に描かれた図案からインスピレーションを得てこのシリーズを作り続けています。図案の中央が欠けたままの資料(二羽のうさぎが手に何かを持っているのか、持っていないのか、その中央が欠けているお皿)を目にした時などは、そこにほんの少しのユーモアを足して、アイスクリームを手にしたうさぎを描き出したり……優しくて、リトアニア人らしい楽しいユーモラスも持ち合わせたベアトリーチェさん。そういえば、初めてお祭りで会った日も、「はるばる日本から来て疲れているでしょう」とラベンダーの香りのインセンスをもたせてくれたことを覚えています。以前、古いバックパックを掃除していたら底の方から出てきて、懐かしく香りを嗅ぎました。

この旅で手にしたベアトリーチェさんの器は、11月18日から西荻窪の松庵文庫にて始まる企画展、それから11月25日から大宮のfragmentasにて始まる企画展でご紹介を始めます。どうぞお楽しみに。