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Laiškas iš Lithuania #24-07

2015.10.28|

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昨日の夜、さーっと雨が降ったのが今朝は霧となって残り、また一段と寒くなりました。定点観測をしている楓の葉が、少しずつ寂しい感じになって、来た時には見えなかった向こうの屋根裏部屋の窓が少し見えてきました。

今日は朝いちばんにまず1つ仕事を終わらせて、慌ててバスターミナルへ。ラトビアとの国境近くにある村まで、日帰りでゲディミナスさんとエリカスさんに会いに行ってきました。ゲディミナスさんはのびのびとした形のカッティングボードを、そしてエリカスさんは小鳥や草花をモチーフとしたボウルなどを作っている作家さんです。

10時にヴィリニュスを出発する予定のバスは、珍しく10時半近くまで出発が遅れ、途中で20分の乗り換え時間でバスを乗り継がなければいけなかったのでヒヤヒヤ。バスは、これまで体感したなかでいちばんのスピードで森のなかをひたすらに走り続け、最終的には予定ぴったりの時刻に乗り継ぎターミナルのヴィサギナスへ。運転手さん、頑張りました(正しいかどうかは不明ですが…)。

乗り継いだバスで40分くらい、黄金色の丘をバスはひた走り待ち合わせのバス停まで。ゲディミナスさんが迎えに来てくれて、夏以来の対面です。バス停は小高い丘の上にあって、目の前には水面に美しい黄葉の木々を映した湖が広がっていました。この景色を毎日見て過ごしているゲディミナスさん、いいなぁ……。あちこちで写真を撮る私を、嬉しそうに見ていました。ゲディミナスさん自慢の村の風景です。

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お家について、お腹が空いたでしょう? と奥さんのリタさんがたくさんのご馳走をテーブルに並べてくれました。ビーツときのこのスープの優しい味にほっとして、思わず「リトアニアに住みたいなぁ……」とぽつり。他にもシチューにチキンソテー、デザートも焼き林檎とチョコレートタルト、2種類も用意してくださって、おもてなしに感謝するばかりです。リトアニアの人たちは昔から(特に地方の方で)たくさんのご馳走でお客さんをもてなすのが常だそうで、「もうお腹いっぱいです」と答えたなら時には悲しそうな顔をするくらい! そんな顔をさせてしまうわけにいかないので、私はいつでもどこでもモリモリ食べます。

そうこうするうちにエリカスさんも到着して、テーブルについて色々な話(初めてリトアニアに来たのはいつか、日本は今寒いのか暖かいのか、冬には雪が降るかなどなど)をしました。いつもは通訳に入ってくれるゴーダが今日はいなくて、帰りのバスの出発時刻まで、4時間リトアニア語漬け。聞き取るのと伝えるのに精一杯でしたが、相当鍛えられました……! そう、鍛えられたのです……そうしたらもう頭がぱんぱん! さすがに集中力が切れてきたので、テーブルを後にしてこのあとアトリエを見せていただいたお話は、また次の機会に……今日はお見せしたいひとコマがたくさんあって、ついつい長くなりそうなので続きをまた書こうと思います。